MobileCrew アプリケーション開発支援ツール

機能・特長

MobileCrewの特長

MobileCrew概念図

MobileCrew概念図

MobileCrew は8つのCrew(クルー)でモバイル・アプリケーション開発を支援します

DESIGNER【プロジェクト定義(構築)】
モバイル端末の画面を作成するクルーです。
RECEIVER【データレシーバー】
PDAからの入力データを受信するクルーです。
CONNECTOR【プロジェクト配布管理】
PDAに常駐し、最新のプロジェクトを取得するクルーです。
SERVICE【PC常駐プロセス】
MobileCrewのサーバーとなるクルーです。
CONTROL PANEL【各種設定】
作成したプロジェクトの各種設定を定義するクルーです。
EXECUTOR【プロジェクト実行】
プロジェクトをPDAにて実行するクルーです。
CommonPC【PC共通部品】
TCP/IPのソケット通信処理、ActiveSync経由の通信処理やデータベースの連携処理を実装したクルーです。 このクルーにより、ネットワーク環境に依存しないプロジェクトの構築が可能です。
CommonPDA【PDA共通部品】
TCP/IPのソケット通信処理やActiveSync経由の通信処理を実装したクルーです。 このクルーにより、ネットワーク環境に依存しないプロジェクトの構築が可能です。

通信方式(PC-Mobile間)

無線LAN等によるTCP/IP通信、非LAN環境でもケーブル接続等によるActiveSyncを利用した通信の2種類があります。 MobileCrew側アプリケーションが、通信方式を自動で判断します。

MobileCrewアプリケーション作成方法

マウス操作を主とした選択形式にて設定および作成を行ないます。 よって、IT技術者ではなくとも直感的な操作でアプリケーションを作成することができます。

MobileCrewが実現するモバイル環境

  • Windowsアプリケーション(C/S型)による、ノンプログラミングでのアプリケーション生成
  • 非LAN、無線LAN環境で動作するアプリケーションの構築
  • データベースアクセス用のSQL自動生成
  • 無線LAN環境によるアプリケーション自動配布(モバイルより自動獲得)
  • モバイル端末自動/手動ナンバリング機能
  • ActiveSyncを利用した通信環境の提供
  • 通信方式(非LAN、無線LAN)の自動判別機能
  • モバイル端末ごとに異なる配布アプリケーションの設定
  • 既存システムへ接続するブリッジ環境の提供

画面イメージ

MobileCrewの代表的な画面は以下のとおりです。
(画面を大きいサイズでご覧になりたい場合は、画像または「画像を拡大する」をクリックすると別ウィンドウで出ます。)

【DESIGNER画面】

【DESIGNER画面】
モバイル端末の画面を作成します。
フォームのデザイン、画面の制御、データベースとの接続などを1つ1つ定義していきます。
設定方法はもちろんプログラムレス。「MobileCrew」が提供するGUIで設定していきます。
DESIGNER画面では、@フォームデザイン、A制御リスト、Bデータベースの3画面を操作します。
【@フォームデザイン】
ツールボックスから画面項目を配置し、画面のレイアウトを定義します。また、必要に応じて配置した画面項目のプロパティ設定も可能です。
フォームデザイン
【A制御リスト】
フォームに設置した項目がどのような条件で、どのような処理を行うのか1つ1つ定義していきます。
定義に際してプログラミングは必要ありません。
制御リスト
【Bデータベース】
データベースへの接続やデータ抽出に際しての設定を行います。専門的な知識は必要なく、設定が可能です。
また、SQL言語を使用してのデータ抽出も可能です。
データベース

【CONTROL PANEL画面】

作成したプロジェクトの各種設定を定義します。
設定項目は以下の通りです。
  • 全般→PDAとの通信に必要な定義や各種ログの設定
  • PDA管理→配布対象のPDAを管理する設定
  • プロジェクト管理→配布するプロジェクトの管理
  • 配布管理→どのPDAにどのプロジェクトを配布するのかの設定
  • データ簡易受信→PDAで入力されたデータの出力形式の設定
  • バージョン情報→「MobileCrew」のバージョン情報を表示

【PDA画面】

DESIGNER画面で作成したプロジェクトをPDA画面で表示したイメージです。
【PDA画面】